パーカッショニストの心得

パーカッショニストの心得

パーカッショニストの心得

 

音楽をやる人は、比較的目立ちたがり屋が多い傾向にあります。

 

 

目立ちたい、モテたいというのが、音楽を始める動機の人も多いと思いますが、
これはとても良いことですね。

 

 

引っ込み思案の人が音楽を始めることによって、
堂々と人前で演奏できるようになるなんて素晴らしいことですよ。
(私もそのクチです)

 

 

パーカッショニスト

 

 

練習を重ねていってバンド仲間もできれば、
いずれは人前で演奏したいという欲求が出てきますから、

 

 

そういった機会が持てた時は躊躇しないで積極的にチャレンジして、
時には失敗も味わうのがいいですね。

 

 

人前で演奏するという、緊張感の中での失敗は自分の実になります。
トラウマになるような大きな失敗は良くないでしょうが、

 

 

意志をもって音を鳴らすという中での、
ちょっと音を外す程度の小さな失敗ならドンドンして良いと思いますよ(笑)

 

 

共演者や観客のちょっと冷たい視線とか感じて、時にはニラミも受けて(笑)
何回か繰り返しているとメンタルはかなり強くなりますね。
引っ込み思案なんてウソのように図太くなります。

 

 

そこでですが、ずぶとくなったはいいけれども、
にわか仕込みのテクニックを100%を見せつけるかの如く、

 

 

俺って、こんなこともあんなこともできるんだぜ、
かっこいいだろ、すごいだろ。

 

 

そんなエゴ丸出しの演奏をやってたんでは確実に浮きます。
聴いている観客も疲れます。

 

 

特にドラマーやパーカッショニストは、如実にかっこ悪さが浮き出てきますので、
意識を向ける先を自分ではなくて、他の演奏者に向けるようにした方が良いと思います。

 

 

フロント(ヴォーカルや管楽器プレイヤー、ギターなど前にいる人)が、
気持ちよく乗ってこれるにはどうしたらいいか、

 

 

どういうリズムを刻めば、バンド全体のグルーブが良くなるか。

 

 

アンサンブル

 

 

そういうことに注力して演奏した方が、
自分本位のエゴ丸出し演奏に比べれば、何倍もかっこよく見えるのです。

 

 

ドラム、パーカッションなどのリズム隊は、バンド全体の音を土台で下支えするという、
裏方的思考をしたほうが間違いなくバンドにとってはいいことですし、
自分にとってもいいことなのですね。

 

 

 

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