楽器の習得・悪い点

楽器の習得・悪い点

楽器の習得・悪い点

 

希望をもって音楽を始めたはいいけれど、
なにか新しい事を始めようとすると、多かれ少なかれ障壁となるものが現れてきます。

 

 

それは、家族や友人に否定的なことを言われたりする外的なことや、
「やっぱりわたしには無理だな。」と思う内的なことも含めて色々ありますね。

 

 

その、予想できる【障壁】を洗い出しておいて、対策を立てておくといいと思います。
対策をたてなくても、考えられるマイナス要因をあぶりだしておくだけで違ってきますね。

 

 

なにか現れてきても、それは盛り込み済み、想定の範囲内と認識することで、
気持ちがぶれることなくモチベーションの維持になるわけです。

 

楽器の練習を始めるうえで、考えられるマイナス要因はなにか?

 

置かれている環境によって人それぞれ違うでしょうけど、共通して多いものが、

 

 

家で練習すると家族が「耳障り」と文句をいう。
夢中になりすぎて仕事や家事がおろそかになる。
いい楽器や機材が欲しくなり、お金がかかる。

 

 

このあたりが一番多く感じることだと思います。
このように書き出してみると、どう取り組めばいいか分かってきますね。

 

 

楽器の演奏は、当然音がでますから、やはり周りに気を遣う必要があります。

 

 

ピアノの稽古を始めたばかりの小さな子供なら、
上手かろうがヘタクソだろうが、どんな演奏でも親からしたら、それは騒音ではありません。

 

 

やればやるほど、両親やおじいちゃんおばあちゃんも喜びますから、
子供が楽器を始めるというのは、大人に比べればかなりのアドバンテージですね(笑)

 

 

しかし、これがお父さんやお母さんになると、ちょっと違って来ます。

 

 

まあまあの演奏ができるようになってきても、あまり好まない人からみれば、
騒音でしかありません。ましてや、やり始めたばかりなら、なおさらですね。

 

 

はっきり言う人であれば、「もう、うるさいから~ やめて!」
それに対して、「いいじゃないか! 健全な趣味だし、おれの楽しみなんだから!」

 

 

このように喧嘩になることもあります。
ヒートアップすれば、これにて終了。ということにもなりかねません。

 

 

ですから、練習する場所、時間、やり方を工夫するということが第一のポイントです。

 

 

次に2番目。

 

 

音楽を始めると人間関係が広がりますので、
新しくできた音楽仲間や講師のライブ、イベントに誘われることも多くなってきます。

 

 

誘われるがまま、なにもかも参加してたんでは、とても身体が持ちません。
時間的に余裕がある時とか、月に1~2回と、
無理のない範囲で参加すると決めておいた方がいいです。

 

 

仕事や家事がおろそかになるようだと、長続きはしません。
音楽活動がストレスになる可能性もあるし、度が過ぎると家庭崩壊にもなりかねません。

 

 

仕事や家事と楽器の練習及び音楽活動をしっかり区切り、境をつけることが重要です。

 

 

引き続き3番目。

 

 

楽器や機材の値段は、高いというイメージを持っている方が多いです。
確かに安くはないですが、最初からいい楽器と機材を揃える必要はありません。

 

 

もちろん、最初に値段の張るいい楽器を揃えておいて、
後戻りできない状況に自分を置いて、やる気を引き出すという手もありますが、

 

 

はじめは安い楽器でいいと思いますし、
リサイクルショップやネットオークションを利用するのもいいですね。
新品だと高くてなかなか手がでない楽器や機材でも格安で手に入ります。

 

 

小さく気軽に始めて、長く大きく継続していくことが理想ですから、
音楽をやっていくうちに欲しくなってきたら、順番にそろえていけばいいと思います。

 

 

大まかに3つのマイナス要素を書き出しましたが、
人それぞれ環境が違いますので、自分にとって障壁になるものを
あぶりだしておいて対策を講じると、それが長続きにつながります。

 

 

 

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