コンガ講座6回目

コンガ講座6回目

コンガ講座6回目

 

第6回目のコンガ講座始めましょう。

 

 

前回第5回目は、
「ヒール&トゥ」とベースを組み合わせた叩き方、
そして、ベースをオープンにしたりスラップに置き換えて叩く練習もされたことと思います。

 

 

今回のレッスンは「ヒール&トゥ」を、左右交互に打つ練習をしてみましょう。

 

 

ヒール&トゥ

 

 

叩き方は下の図(譜例)をご覧になり、やってみてください。

 

 

4分16分ヒール&トゥ

 

 

R/H は右手のヒール、R/Tは右手のトゥとします。
L/Hは左手のヒール、L/T は左手のトゥです。

 

 

上図の4分というのは、メトロノームの針が右から左へ(左から右へ)振れる音です。
16分はその4分音符の中に4つの音を均等に割り付けるということですね。

 

 

ではメトロノームを準備して、目盛りの位置は、
最初はゆっくり目の「76」 ANDANTINO(アンダンティーノ)あたりから始めてください。
このテンポで16分(音符)がきついと感じたら、4分(音符)からやってください。

 

 

下の動画は、「76」のテンポで、4分、8分、16分とやっています。

 

 

第一目標は、「184」PREST(プレスト)あたりのテンポで16分(音符)で出来ることですが、
際限なくいけるところまでいっていいです。限界突破の積み重ねが上達のコツです。

 

 

注意点は、

  1. アクセントはつけないようにする。
  2. ハッキリした音を意識して叩く
  3. 肩に力を入れない

 

では次に、毎日の練習方法をいいます。(16分音符でやって下さい。)

 

  1. メトロノームの目盛り【76】のゆっくりテンポで始め、最低3分は止まらずに続ける。
  2. 目盛りを【84】まで上げ、これまた最低3分は止まらずに続ける。 そして、目盛りを徐々に上げそれぞれのテンポで最低3分は止まらずに続ける。
  3. その後、自分がこれ以上早くできないというところまでテンポを上げ、 その限界のテンポのところで10分を目標に出来る限り長く打ち続ける。

 

最初は腕がだるくなり、肩こりが気になるかもしれませんが、
毎日続ければ2~3週間でコンガを打つ筋肉が鍛えられてくるはずです。

 

 

この練習をしっかり行うことにより、第4回目の講座でお伝えしました、
「叩き分け」も同時に習得できるようになります。
スナップ(手首)は鍛えられますし、 タッチ(ヘッドをたたくタイミング)もよくなるからです。

 

 

さて、第1回目の講座から、ココまで読み進められたあなたは、
何らかの動機があって、タイコをやってみようと思われたはずです。

 

 

「かっこよくライブステージに立ってみたい」、「楽しいことしてみたい」、
「わくわくしたい」、「もてたい、目立ちたい」など、 いろいろあると思います。

 

 

そういった、一見低俗とも思われるような動機でも、、、
いえ、むしろ単純で低俗とも思われるような動機の方が生きる活力を得られ、
モチベーション(やる気の持続)が上がります。

 

 

わたくしがそうでした。
若い時は引っ込み思案で、「箸にも棒にも引っかからない奴だ」、
とよく言われ、自分自身にまったく自信が持てなかったのです。

 

 

しかし、音楽を長年やってきたことで、
ずうずうしくなりましたし、 堂々と振舞えるようにもなりました。

 

 

音楽が生活の一部になることで、辛い時や苦しい時も、
あらゆる人生の局面で救われることもありました。

 

 

この講座は、これで最後となりますが、
どうぞ、これをキッカケに、音楽を一生の友にしてください。

 

 

楽器の練習を始めるのに必要なのは、
「こうしたい。こうなりたい。」という意志だけです。
年齢は関係ありません。

 

 

はじめてみて、どうも合わないな、と感じたら止めればいいのです。
それぐらい軽い気持ちで取り組んだ方が、むしろ良いと思います。

 

 

気持ちを軽くして一歩踏み出せば、おもしろい展開になっていくかもしれませんよ。
お互いに頑張っていきましょう。

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

 

P.S. 愛知県春日井市でコンガ&パーカッション教室をやってます。
興味があれば是非遊びに来てください。

 

 

コンガ&パーカッションスクール

 

 

トップページへ